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投稿日:2010年7月13日
塩辛い湯はなかなかのものです (さがの温泉 天山の湯)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年6月29日 / 2時間以内]
33.0点
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嵐電有栖川駅から徒歩数分のところにあるスーパー銭湯さんです。ダイコクという名前のちょっと高級なスーパーでしょうか、その隣にあります。料金は1000円とやや高めですが、JAFカード提示で200円引きになりました。これならスーパー銭湯でよくある価格帯かと思います。
エントランスから2階に上がってフロントで受付をします。少し落ち着いた雰囲気が演出されていてなかなかいい感じ。脱衣所はこの手の施設にしては狭いように感じました。露天側の窓が全開でして、解放感があります。
浴室ですが、内に数種類、露天も数種類の浴槽があります。除鉄された温泉と源泉の2種類の使い方でしょうか。もちろん源泉中心に楽しんだわけでして、高張性のナトリウム・カルシウム-塩化物泉だったかな。塩気の強いものでして、一舐瞭然でした。マンガン系の酸化物によって黒く色づいていまして、湯の華も見られます。透明度は30cmほどでしょうか。43℃ほどで投入されています。泉質的にも保温性抜群ときていますから、汗が大量に出てきまして、上がってもなかなか引きませんね。冬場向きかなと思いました。地下1200mの深いところからくみ上げていますので、温度が高く濃さもあるとのこと。力のある泉質かと思います。ちなみに、露天の岩風呂と個人用の壷湯が源泉でして、かけ流しではなく循環併用だと思います。壷も上からと下からと湯の投入が見られましたし、浴槽自体が「枡の中」に入っているようなものなので、威勢よくあふれ出ますが回収して再利用とかかな?細かい掲示が見られませんでしたのであれですが。とはいいましても、塩素臭は感じず、これは他の浴槽にも言えるのですが、いいコンディションで使っているのではと推察されます。
京都は良質な湯を提供するスーパー銭湯が少ないという印象でしたが、こちらは例外になると思います。できれば浴槽ごとの湯の使い方の詳細を開示してもらえればと。2人が参考にしています
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