SHIROYAMA　HOTEL kagoshima　さつま乃湯（城山ホテル鹿児島）の口コミ情報世間体にかかずらう人が多いのかな　　　…

世間体にかかずらう人が多いのかな　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鹿児島県鹿児島市、西郷隆盛ゆかりの城山に立地する超大型高級ホテルです。　　　　　　　
平日一泊利用しました。GOTO恩恵が無いと出張では値段が高すぎて利用するのを躊躇しそうな感じ、鹿児島の中心に城山という山があり、そのてっぺんに西洋の巨城のごとく佇む茶色いシルエットは圧巻そのもの。

ナビが無いと行き方が難しいかもしれません。自分が通った道がメインなのかどうかわかりませんが、まあまあ狭い住宅地を登っていく感じで途中まで看板等もありませんでした。メインロビーに到着するものの、奥にトンネルが有り、その向こうにも何かある様子、どれだけ広いのかという感じでした。
結局メインロビーから入るものの、横にかなり長く、エレベーターを乗り継いでやっとのことでフロントに到着。その道のりでの調度品類はどれもビッグスケール、コロナ禍の平日にも関わらず、GOTOの影響をモロに受けているのか大繁盛していました。

部屋に関しては想像以上に広かったですが、部屋だけ鑑みれば割高な感じは否めず。ただここはそういう比較対象のホテルでは無いという気もした。wi-fiは各部屋ごとの設置なのが嬉しい。またドアのインターホンにカメラがついてました。

さて楽しみにしていた温泉ですが、場所が非常に遠いです。エレベーターを二台乗り継いで温浴入口へ。そこでタオルセットとロッカーキーを頂くのだが、タオル多過ぎ。さらに進むとアメニティエリアがあり、小さなグッズが色々並べられている。
温泉に関しては、さすがにそこそこ広いですが、基本は大きなコの字型の内湯と、露天のみになります。
内湯は中心から源泉が半循環で注がれている感じ、利用者が少なく消毒は控え目、後述する露天と同様にかなりのツルヌル感がありました。無色透明無臭。
洗い場はセパレートで、非常に甘い香りがする独自のアメニティが設置されていました。
メインの露天ですが、景色は絶景そのものです。鹿児島の街と左奥に桜島という絵に描いたような景観を拝めます。山の上かつ敷地内の為、目隠し類が無いに等しいのが良かった。当然大人気となります。
ただしこちらは猛烈な消毒が施されていました。内湯からは想像出来ないレベル、これは興冷めしました。
同様の景観の良い温泉なら鹿児島サンロイヤル等他にもあります。なんか、馬曲温泉を思い出しました。

朝食に関しては、かなり広い朝食会場だったのですが、端と端で洋食・和食コーナーに分かれており、なんとなくどっちかしか食べたらダメ?かと思ったら両方大丈夫でした。分ける必要性は無いと思いました。
料理は品数が多く、郷土料理も多かったです。

鹿児島、九州を代表する高級ホテルである事は間違いありません。体裁が整っており、たぶん地元の人には泊まるだけで自慢になるような場所なのでしょうが、個人的にはちょっと重たい感じがしました。客層も?な感じでした。