-
大分自動車道の九重ICから、車で約20分。紅葉の名所として名高い九酔渓の山あいに佇む、平成10年に開業した温泉宿。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
入浴料200円は、母屋の受付で。途中の坂道にも駐車場がありましたが、そこに隣接する家族風呂の奥にあるのが、目指す男女別の露天風呂です。女将さん曰く、そこまで車で行っていいとのことで、再び車に乗ってGO!
到着してみると、湯小屋の手前が男湯。棚にプラ籠が置かれた狭い脱衣場には、ドライヤー無し。カランのある洗い場はなく、アメニティは一般的なものが浴槽横に1組置かれています。
谷に面して半屋根付6人サイズの岩風呂があり、緑褐色に濁った ナトリウムー炭酸水素塩温泉(源泉名: 九酔渓温泉)が源泉かけ流しにされています。泉温51.5℃を加水・加温せず、42℃強位で供給。PH7.1で、さらりとした浴感です。湯口の湯を口に含むと、ほのかに鉄臭がして円やかな味がしました。
浴槽内は濁りで見えませんが、ぐるりと腰掛けられる石が置かれています。浴槽や床は、温泉成分で茶褐色にコーティング。目の前に九酔渓の素晴らしいパノラマを眺めつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。
露天風呂付の離れやコテージが点在する静かな宿なので、一度紅葉の季節にまた訪れてみたい宿です。
主な成分: リチウムイオン0.4mg、ナトリウムイオン375.0mg、マグネシウムイオン18.1mg、カルシウムイオン31.9mg、ストロンチウムイオン0.3mg、鉄(II)イオン0.6mg、フッ素イオン0.4mg、塩化物イオン102.0mg、臭化物イオン0.3mg、硫酸イオン140.0mg、炭酸水素イオン797.0mg、メタケイ酸122.0mg、メタホウ酸6.2mg、遊離炭酸73.0mg、成分総計1.674g25人が参考にしています