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山里にひっそりと佇む、扇温泉の一軒宿。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。山の斜面に沿って、建物が点在。駐車場前の食事処で、入浴料500円を払うと、展望露天風呂と本館のお風呂のどちらも入っていいですよと言われます。まずは、食事処の建物裏手にある石段を上がって、展望露天風呂「外輪の湯」へ。脱衣場は男女別ですが、混浴です。15人サイズの石造り浴槽には、無色透明のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉が満ちています。歩くと舞い上がる、緑褐色の湯の花。2本の竹筒から湯が投入され、風情もあります。湯温は40℃位。口に含むと、ほのかな鉄味。やや肌がスベスベする浴感です。開放感いっぱいで、雪山を望み、まったりできました。一度服を着て、今度は本館へ。玄関から右奥に廊下を進むと、男女別の大浴場。木造りの素朴な湯小屋です。5人サイズの石造り木枠内湯「ひのきの湯」は、湯温40℃位。この日はゆず湯で、柚子のいい香り。障子を開けると、半露天のようになりました。続いて、外の露天風呂「木立の湯」へ。屋根付きの石段を下りると、6人サイズの石組み浴槽。こちらも、竹の筒から熱い湯が投入されています。囲まれていて景色は見えませんが、とっても風情あり。どれも貸切状態で、堪能できました。
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