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投稿日:2011年8月25日
本当に温泉なのか疑いたくなる (民話の温泉 かのこの湯(旧鹿之子温泉 かのこの湯))
たこさん [入浴日: 2011年8月25日 / 2時間以内]
11.0点
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22.0点
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神戸市北区、山を開拓して造られた山奥の新興住宅街に佇む日帰り施設です。このへんの山が開発される迄は、こちらの施設は宿泊も出来た様子、現在は湯あそび広場系列みたいです。
整備された道から急坂を下ります。大型車だと少し通行困難な細い道、施設は幹線道路とは全く様相が違い開発前の風景が現れる、まるで発展途上国都市の脇道にはいった感覚でした。
さて浴室は銭湯と同じくらい+露天風呂と露天洗い場。主浴槽は白湯、ジェットバスが数台と小さな乾式サウナ。シャンプー類の備え付けはあるもののケロリンが利用されておりスーパー銭湯ではなく普通の銭湯感覚な造りでした。
露天風呂にはなぜか浴槽の半分がデンキ風呂、意図がわかりません。
肝心の湯ですが、15℃の単純硫黄泉。露天風呂に分析表が掲示されているものの施設が独自に作成したもので都合の悪い部分が省かれている感が否めない。
湯に関しては全く白湯とかわりませんてした。飲泉しましたが消毒の味しかしません、泡付きも無ければツルヌル感も無し。過去の口コミに体感で感じろとありますが、一体どんな天の声を感じたのか聞いてみたいものです。
恐らく湧出量が少ないのでしょうか、加温・循環・消毒・加水の四重苦。疑問に思って湯上がり時に店員さんへ正式な分析表の閲覧をお願いしてみましたが、責任者不在で断られる始末。店員さんは明るく気さくで感じはよかったのですが・・・。
関西の湧出温度が低い単純硫黄泉といえば、奈良・大台ヶ原の温泉くらいしか思いつきませんが、火山地帯に多く存在する単純硫黄泉とは全くの別モノ、雲泥の差です。
結論非常に残念極まりない湯巡りになってしまいました。7人が参考にしています
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