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投稿日:2017年1月9日
見事な赤棚田 (千走川温泉旅館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2016年9月10日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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国道229号線から、千走川沿いの山道を車で走ること約6km。「日本の滝百選」に選ばれた「賀老の滝」に最も近い宿なのに、周りに何もない山中にポツンと佇む、明治18年に創業した平屋建ての温泉旅館。土曜日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料500円はご主人へ。玄関からすぐ奥に赤い暖簾があり、くぐって右側が男湯です。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。左側に4人サイズの石造り内湯があり、赤茶色に濁ったナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名:千走川温泉)が、サラサラとオーバーフローしています。泉温39.2℃を、加水なし・加温ありで、41℃位で供給。PH6.5で、少しキシキシする浴感です。循環・消毒なしで、かけ流し。湯口は浴槽内ですが、鉄臭と土類臭が混じったような匂いがします。それにしても、床一面に広がる見事な赤棚田状の温泉成分の析出物。モッタ海岸温泉旅館は黒千枚田でしたが、1日で両方見られて嬉しくなりました。
続いて、外の露天風呂へ。内湯も小ぶりですが、こちらはもっと小ぶりです。2人サイズの石造り浴槽で、湯温は40℃位。裏山を眺める景色で、季節的にもまた天気も雨だったこともあり、アブの襲来はありません。貸切状態で、しばらくまったりできました。
遊離二酸化炭素を多く含む温泉ですが、加温のためか泡付きが見られないのは、ちょっぴり残念かな。とはいえ、この「赤棚田」を 眺めつつ茶濁湯に身を任せれば、極上の湯浴みであることは間違いないですね。
主な成分: ナトリウムイオン1006mg、アンモニウムイオン0.9mg、マグネシウムイオン61.6mg、カルシウムイオン170.0mg、マンガンイオン0.3mg、第一鉄イオン3.5mg、フッ素イオン0.9mg、塩素イオン740.9mg、硫酸イオン309.9mg、炭酸水素イオン2161mg、炭酸イオン0.5mg、メタケイ酸44.7mg、メタホウ酸19.0mg、遊離二酸化炭素794.6mg、成分総計5.416g14人が参考にしています
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