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日曜午前10時、立ち寄り時間スタートとともに訪問しました。
受付で入浴料を払い、エレベーターで1Fに下り、憧れていた名物の墨湯を目指しました。
混浴のドアを恐る恐る開けると、誰も居ない。って事で湯船を独占する事が出来ました。
ここの旅館にはたぶん3つの源泉があり、そのうちの2つがこの浴室で楽しめる。墨湯は思ってたとおり真っ黒。ただし関東や金沢によくあるコーラ色の黒湯とは違い、見た目は新潟の西方の湯のようなドス黒さ。味や香りは初めてのものであった。
湯をすくい上げると無数の極小の黒い湯の華が散乱しており掬っただけでも十分に黒い。また硫黄泉なのに鉄の香りがきついです。この鉄分が原因で独特の墨のような湯が形成されているようだ。飲泉してみたが、意外にまろやかでした。
この湯船の横の白濁した湯も飲泉してみたが、これが非常に不味く、ゴムのような味と硫黄が複雑に混じり合った感じでした。
また露天風呂もあり、こちらには緑白濁色の濃厚な硫黄泉が張られており景観も抜群でした。
これだけ特徴のある沢山の源泉と景観を楽しめて立ち寄り値段は600円と非常に安いです。
山奥まで訪れた甲斐がありました。また訪れたいです。5人が参考にしています