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農道のような道道343号線沿いの林重機の裏手に佇む、平成6年(1994年)に開業した日帰り温泉施設。泉温の関係からか、毎年5月~10月までしか営業していない、季節限定の湯処でもあります。土曜日の午前中、利用して来ました。
入浴料500円は、左側の「十割そば」と書かれた別棟の受付で。湯小屋の左側が男湯です。棚にプラ籠と100円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。感謝の言葉が書かれた付箋が、壁に貼られています。
浴室に入ると、少し階段を下りたところの左側に1人分のシャワーと蛇口がある洗い場。蛇口のお湯も温泉で、口に含むとほんのり鉄臭がして、旨じょっぱい微炭酸味。アメニティは一般的なものです。
窓際に巨石を配した7人サイズのコンクリート造り内湯があり、緑褐色に濁ったナトリウムー塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉(源泉名: 黄金温泉 1号井と2号井の混合泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温40.8℃をそのままに。PH6.7で、さらりとした浴感です。
続いて、外の露天風呂へ。入口に電気のスイッチがあるのですが、「星空を見る時はスイッチOFF」の表示が、何だかとてもロマンチック。右側には女湯と石で仕切った10人サイズの岩風呂があり、湯温は40℃位。奥で女湯と繋がっていますが、鉄の棒で仕切り。半混浴のような感じです。
左側には、パラソル付1人サイズのコンクリート造りの寝湯があり、湯温は39℃位。底から湯が注がれ、凄いアワ付き。1分程で、全身アワアワになっちゃいます。また左側奥に、パラソル付1人サイズの五右衛門風呂が2つ。いずれも、湯温が39℃位。こちらも、中々のアワ付きです。池越しに雄大なニセコアンヌプリの素晴らしい景色を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
本来なら、女湯方向に羊蹄山も見えるはずでしたが、この日は雲に覆われて残念ながら見えず。次回は、自慢の十割そばも是非味わってみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン749.4mg、マグネシウムイオン70.9mg、カルシウムイオン88.8mg、アルミニウムイオン0.2mg、マンガンイオン0.1mg、第一鉄イオン3.5mg、フッ素イオン0.1mg、塩素イオン599.5mg、硫化水素イオン0.3mg、チオ硫酸イオン0.1mg、硫酸イオン704.6mg、炭酸水素イオン810.3mg、炭酸イオン0.3mg、メタケイ酸175.6mg、メタホウ酸66.8mg、メタ亜ヒ酸0.1mg、遊離二酸化炭素241.7mg、遊離硫化水素0.9mg、成分総計3.563g30人が参考にしています