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JR中央本線の石和温泉駅から、徒歩で約5分。駅前通りを真っ直ぐ進んで、第二平等川を渡った右手に建つ、昭和34年(1959年)に開業した大型旅館。日曜日のお昼頃、日帰り入浴してみました。
和の情緒溢れる館内。入浴料は通常1000円ですが、この日は「温泉博士」の特典でタダで入浴。玄関から左へ進み、土産物店の前を通り過ぎた突き当たり。太鼓橋を渡った先に、男女別の大浴場があります。この時、男湯は左側の浴室「花野」でした。
棚に籐籠が並ぶ広い脱衣場には、ドライヤーも完備。中に入ると、開放感がある広い浴室。浴槽を取り囲むように、28人分のシャワー付きカランがある洗い場。アメニティはPOLA製です。
中央に内側タイル張り石造り内湯が、2つ前後に並んでいます。共に、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 美肌の湯)がかけ流しにされています。泉温36.6℃を加温して、手前の16人サイズの浴槽は41℃位、奥の24人サイズの方は42℃位で供給。PH8.9で、肌がスベスベする浴感です。条例の基準で消毒ありとのことですが、塩素臭は気になりません。中央のウエディングケーキのような湯口から注がれ、口に含むも無味無臭でした。
続いて、外の岩大露天風呂「六花仙」へ。まず、左側に1人サイズの壺が1つ。湯温は41℃位です。右手には、16人サイズの奥に細長い岩風呂。こちらも、湯温は41℃位。囲まれているため眺望はありませんが、巨石や石灯籠が配され風情があります。椿の花もきれいですね。ずっと貸切状態で、のんびり湯浴みできました。
観光経済新聞社認定の5つ星の宿でもあるので、一度泊まって自慢の会席料理も食べてみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン32.8mg、カルシウムイオン1.1mg、アルミニウムイオン0.2mg、鉄(Ⅱ)イオン0.1mg、フッ素イオン0.2mg、塩化物イオン3.4mg、硝酸イオン0.9mg、ヨウ化物イオン0.1mg、水酸化物イオン0.1mg、硫酸イオン6.8mg、炭酸水素イオン56.8mg、炭酸イオン14.4mg、メタケイ酸108.2mg、メタホウ酸0.4mg、成分総計229.0mg15人が参考にしています