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米子は皆生温泉の中にあるホテルです。宿泊の他に日帰り入浴も受け付けてくれています。なかなか立派な外観でして、東京のフジテレビの本社社屋がこんな感じだったかなと。
こちらは内湯と露天では源泉が異なっています。内湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で69.0℃、pH7.1、14.56g/kgというスペック。加水のみでかけ流しとなっています。露天風呂はアルカリ性単純泉で29.8℃、424L/min、pH8.6、0.234g/kg。加温・循環・消毒ありとのこと。
浴室のようすですが、内湯は大浴槽1つ。塩気が強く熱い湯で、常時オーバーフローありです。加水はしていますがいい状態を保てていると思います。設備が古いといいますか、排水溝が機能していないところがあるようで、洗い場付近に水がたまっていて一部を除いて快適には使用できない状態でした。アメニティーはポーラのAROMA essの3点セットです。露天風呂はひし形の浴槽が3つあり、ぬる目の温度です。柔らかい肌合いで消毒臭は弱めですが感じることはできます。浴室で読めるようなプラスチック製の本が色々と置かれていますが、そこまで長々と楽しむ人はいるのかなとちょっと疑問にも思います。源氏物語とか置いてありましたが・・。
2種類の源泉が楽しめるのが皆生温泉の他との違いということで、差別化がなされています。好みとしては当然ながら化石海水が由来の内湯です。塩気がくっきりしていて泉質もいいですが、いい湯使いというのもありますのでオリジナルに近い状態で楽しめることと思います。1人が参考にしています