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自家源泉所有の老舗高級旅館
鳥取県米子市・皆生温泉の宿泊施設です。大箱旅館ではあるが、皆生グランドホテル系列の上位施設となり、皆生温泉の中でも高級旅館の部類に入る。
しかしながら自分はいつもの出張宿泊利用であり、夕食無し。無論夕食は済ましてからのチェックインでしたが、客室廊下が焼きガニの香りで充満しており腹が減ってきました。
素泊まりって事で丁度1万円程度で済みましたが、休前日朝夕付きだと30000円前後の宿とだけあって、玄関・ロビー・中庭等、どこを見ても豪華絢爛で重厚感のある造りです。
さて風呂ですが、こちらのの施設の特徴は皆生温泉でも珍しい自家源泉所有、温泉施設が二か所あり、掛け流し ってところ。
本館には写真のような巨大主浴槽のみ! 露天風呂は長期メンテナンスって事で湯が張られていませんでした。新館の二階部分にもう一つの浴室があり、こちらは主浴槽・サウナ・水風呂、8つに仕切られた寝風呂型露天風呂、露天岩風呂、といったところ。
アメニティは見たことの無いものでしたが、品質的には高級旅館にしてはイマイチ感あり。脱衣所では櫛やカミソリ、タオル、バスタオルが使い放題になってました。
気になる点が何個かあり、まず『源泉掛け流し』ですが、新館に関しては『循環併用・加水あり・消毒あり・加温無し』消毒臭はほとんど感知せず。本館のどでかい浴槽のみ『加水あり・消毒無し・掛け流し』でした。
次に、加水率に関してですが、味見してみましたが、分析表を見る限り塩分がかなり薄い印象、なんだが相当加水されているような気がしてなりません。等張性ってのが気になる。泉温が80℃以上なので、加水はやむなしかもしれませんが、先日入宿泊した皆生シーサイドホテルなんかと比較しても薄い感が否めません。
温泉が利用できるのが12時までなのもちょっと辛い。せめて本館は内湯だけなんだし24時間対応してほしかったですね。
総合的に、こういう宿を素泊まり利用するのはちょっと場違い感さえ感じました。日帰りなら尚更かもしれません。(気の持ちようかもしれませんが)
かといって、今度は家族で宿泊で・・・って気にもあまりならないかなぁ。 温泉に関して期待しすぎた感が残ります。6人が参考にしています