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屋久島の湯泊地区の海岸にある、24時間入れる露天風呂。平日の午後、利用して来ました。平内海中温泉から、それほど離れた場所ではありませんが、ちょっと迷いました。県道78号線の湯泊郵便局向かいの道を、海に向かって下って行くとたどり着けます。
手前にログハウス風の寿司屋がありますが、温泉とは無関係。その前の堤防に設置された料金BOXへ、清掃協力金100円を投入します。海沿いに歩くと、間もなく12人サイズの岩風呂に到着。男女別に真ん中で仕切られてはいますが、柵は低いです。かなりオープンですが、水着の着用は不可。手前が男湯。近くに脱衣場はなく(女湯側には脱衣棚らしきものあり)、脱いだ服は近くの岩の上へ。こちらも洗い場とかは特になく、かけ湯していざ入浴。
無色透明の単純温泉(源泉名:湯泊温泉)が、かけ流しにされています。源泉37.2℃を、そのままで供給。PH8.2で、肌がスベスベする浴感です。お湯は、ほんのり玉子臭。先客としばし談笑し、それから海を眺めつつ、まったりできました。
一旦服を着て、女湯脱衣棚脇の小路を先へと進むと、ゴツゴツとした岩場の先に、通称「先の湯」(又は「奥の湯」)があります。4人サイズの石造り浴槽で、こちらも湯温は37℃位。小さな湯の花が舞っています。匂いは、潮の香りの方が強いかな。足下湧出で、まったりしていたら、凄い泡付きが見られました。また、左脇に1人サイズの岩窪浴槽もありますが、こちらは湯温36℃位で更にぬる目。間近に海を臨み、貸切状態でダイナミックな大海原の景色を満喫しました。画像は「先の湯」。
主な成分: ナトリウムイオン53.6mg、マグネシウムイオン0.7mg、カルシウムイオン12.0mg、フッ素イオン0.7mg、塩素イオン54.0mg、チオ硫酸イオン0.7mg、硫酸イオン18.0mg、炭酸水素イオン38.0mg、炭酸イオン17.4mg、メタケイ酸52.9mg、メタホウ酸2.4mg、成分総計253.0mg44人が参考にしています