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大銀ドームの程近く、明野センターアクロス二番街の向かいに建つ、平成16年にオープンした日帰り温泉施設。また、2階にビジネスホテルを併設しています。平日の午後、利用して来ました。
通常入浴料380円は、入口を入った左側の券売機で。この時は、「温泉博士」の特典を利用してタダで入浴。フロントの左右に、和風と洋風の浴室があり、男女日替わりになっています。当日は、左側の和風が男湯でした。
10円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、奥に22人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、おもてなしラベルのものです。
タイル張り石枠内湯が5槽あり、いずれも琥珀色のアルカリ性単純温泉(源泉名: 明野アサヒ温泉)が満ちています。「大深度地熱温泉」とわれ、地下600m~1000mから湧き出している非火山性温泉で、古代に堆積した植物が腐食して熱を発し、温泉になっているのだとか。昭和39年のオイルショックの時に大分市内で掘削が始まり、現在でも多くの銭湯や日帰り温泉施設、ホテル等で利用されています。
手前の窓際に2つある10人サイズの四角形内湯は、泉温44.2℃を加水して、手前の方は41℃位、奥は38℃位で供給。PH8.6で、肌がスベスベする浴感です。中央に10人サイズの円形ジャグジー浴槽もあり、湯温は41℃位。また、その横に3人分のジェット水流付座湯があり、湯温は41℃位。足にもジェットが当たります。洗い場側にある、電気風呂付き4人分のジェット水流付寝湯は、こちらも湯温41℃位。いずれも、循環・消毒ありですが、塩素臭は気にならないレベルでした。
続いて、外の露天風呂へ。傘型の日よけ付10人サイズの岩風呂で、湯温は42℃位。奥に打たせ湯2本付いています。また、奥に1人サイズの壷湯が2つ。いずれも、湯温は41℃位。湯口の湯を口に含むと、無味でほんのりモール臭。平日でしたが、なかなかの賑わいでした。
これだけ充実していながらリーズナブルな価格設定は流石「おんせん県おおいた」ならではですが、毎月26日のふろの日には入浴料半額になったり、大分トリニータがホームで勝っても半額にするなど、さらにコスパが良くなるのには驚きです。
主な成分: ナトリウムイオン207.3mg、アンモニウムイオン0.5mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン2.6mg、アルミニウムイオン1.1mg、鉄(II)イオン0.1mg、亜鉛イオン0.3mg、フッ素イオン4.4mg、塩素イオン91.3mg、臭素イオン0.3mg、硫酸イオン4.4mg、リン酸水素イオン0.8mg、炭酸水素イオン397.1mg、炭酸イオン18.0mg、メタケイ酸138.6mg、メタホウ酸6.0mg、成分総計0.885g29人が参考にしています