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キャッチフレーズは「大正浪漫の湯」。木を多く使った構造や窓枠のデザインなど、手が込んでいるところはやや「やりすぎ」の感がなきにしもあらずだが、きれいで清潔で、お湯も湯の花が浮き硫黄のにおいもしてとてもよい。天井は木の柱を組んだ構造が見え、いい雰囲気。熱めとぬるめの湯船の真ん中に木の丸太が敷かれていて、これを枕に、湯に楽に体を横たえることができる。完成度の高さはさすが、としか言いようがない。敷地内にある食事処でだんご汁と高菜飯を注文したが、高菜飯につくスープをはずしてくれて、その分料金を安くしてくれた。細かいところにも配慮してくれ、忙しさにかまけてサービスが落ちても平気な温泉地の食堂とは一味違った大人の対応だった。
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