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肥薩おれんじ鉄道の湯浦駅から、徒歩で約5分。この地に湧く歴史ある温泉を多彩な湯船で楽しめる、湯浦温泉の日帰り温泉施設。平日の午前中に、利用してみました。
朝から地元の方がオープン前に並び始めるほど、地域の方に愛されている湯処のようです。通常、入浴料300円は券売機で。この日は、「温泉博士」の特典でタダで入浴。左手奥に進むと、男女別の大浴場があり、男湯は左側です。
10円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。広い浴室に入ると、左側に14人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、柚子系です。
窓際から左側にかけて多彩なタイル張り石枠内湯があり、いずれもうっすら青みがかった透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 湯浦温泉 ヘルシーパーク芦北)が満ちています。右側の歩行浴槽の隣に、2人分の打たせ湯付き14人サイズの主浴槽があり、泉温34.8℃を加水なし・加温ありで、湯温41℃位で供給。PH9.04で、肌がスベスベする浴感です。壁の上から3段の滝のように注ぎ、口に含むも無味無臭。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯使いは、循環・かけ流し併用とのこと。
左側にオーバーフローして、4人分の座湯へ。こちらも、湯温は41℃位。また、左隅に8人サイズのジャグジー浴槽もあり、湯温は同じ41℃位です。更に左側の壁際奥には、4人サイズの伏湯。太ももにジャグジーを当てる、珍しいタイプの浴槽です。湯温は、ここも41℃位。また手前には、3人サイズのジャグジー付き寝湯もあって、湯温は40℃位でした。
この日は、いつもよりちょっと早くオープンしたため、少しの間貸切状態でまったり。今回は右側から左側へと浴槽を渡り歩いてみましたが、本来は浴室の扉上に掲げられた「ご入浴モデルコース」に従って汗を流すのが良さそうです。
主な成分: ナトリウムイオン40.3mg、アンモニウムイオン0.3mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン3.8mg、ストロンチウムイオン0.4mg、アルミニウムイオン0.6mg、鉄(II)イオン0.3mg、フッ素イオン0.2mg、塩素イオン20.8mg、水酸化物イオン0.2mg、硫化水素イオン0.4mg、硫酸イオン3.5mg、炭酸水素イオン56.7mg、炭酸イオン13.8mg、メタケイ酸31.0mg、メタホウ酸0.6mg、総成分量175.9mg14人が参考にしています