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長崎県長与町を国道207号線が通る海岸線、大村湾に突き出た堂崎ノ鼻の程近くに佇む、平成10年にオープンした日帰り温泉施設。また、九州温泉道の対象施設でもあります。平日のお昼頃、利用してみました。
広い駐車場に車を停め、奥へと進むとログハウス風の湯小屋。丸太の校倉造りとしては、国内最大級の建物なのだとか。入浴料1550円(浴衣・大小タオル付)は受付で。靴箱キーと引き換えに、ロッカーキーを受取るシステムです。
木造りのロビーの奥に、男女別の大浴場。左側にある、黄緑色の暖簾が掛かる男湯へ。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。広い浴室に入ると、右側に10人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、椿オイル系です。
窓際に20人サイズの石造り内湯があり、無色透明のナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 長崎温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温47.5℃を、加水・加温せず42℃強位で供給。肌がヌルスベする浴感です。循環・消毒なし。湯口の湯を口に含むと、ほんのり鉄臭がして微炭酸味がします。
続いて、外の露天風呂へ。20人サイズの半屋根付き岩風呂があり、湯温はこちらも42℃強位。浸かっていると湯が新鮮なのか、なかなかのアワ付きが見られます。 目の前には、大村湾の素晴らしい景色。この日はお天気も良く、行き交う船を眺めつつ、ほとんど貸切状態でまったりできました。
入浴料が高いので、パッと立ち寄るには少しもったいない湯処。食事とセットのプランもあるので、のんびりと半日過ごすくらいが良さそうです。
主な成分: リチウムイオン0.2mg、ナトリウムイオン637.4mg、アンモニウムイオン1.3mg、マグネシウムイオン0.8mg、カルシウムイオン2.1mg、ストロンチウムイオン0.2mg、バリウムイオン0.2mg、フッ素イオン3.1mg、塩素イオン28.4mg、臭素イオン0.3mg、硫酸イオン0.1mg、硫化水素イオン0.3mg、リン酸一水素イオン0.1mg、炭酸水素イオン1353mg、炭酸イオン70.7mg、メタケイ酸30.9mg、メタホウ酸8.4mg、成分総合計1.959g
※なお、平成17年の分析書だったので参考までに。23人が参考にしています