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石鎚山登山口に佇む、食堂メインの温泉旅館。愛媛県では珍しい白濁湯を求めて、5年ぶりぐらいに再訪して来ました。食堂で入浴料500円を払い、旅館の玄関から右奥にある浴室へ。大人4人が足を伸ばして入れるサイズの石造り内湯には、ちょっと茶色がかった白濁の含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名:石鎚山温泉)が満ちています。源泉16.4℃を、40℃位に加温。PH6.2なのに、かなり肌がツルツルする浴感です。ジャグジーの泡がブクブク出ていますが、以前は無かったような…。無い方が落ち着いて、いいのですが。オーバーフローは見られませんが、加水なしで循環もしていないのだとか。浴槽の縁は、白茶色の析出物でコーティングされています。時折、ドバドバと湯口から源泉投入。口に含むと、炭酸薄塩味がします。窓の外には美しい渓谷が広がっていますが、簾の目隠しと華やかな造花が。これも、無い方がいいのになぁ。総成分8.067gの濃い温泉。ずっと貸切状態で満喫。湯上がりは、海水浴帰りのようなベタベタ感がしばらく続きました。
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