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昔、神功皇后がこの島を訪れた際、あまりの景色の美しさに宿の戸口に笠を置き忘れたことから名付けられたと謂われる笠戸島。この地で笠戸湾を臨む岬の突端に建つ、昭和46年開業の宿。5年ほど前に、日帰り入浴しました。下松から車で行く時渡る、真紅の笠戸大橋は、最近大きな橋を見慣れているせいか、ちょっとかわいい。昭和45年に完成した、ランガートランス橋だとか。さて、こちらの宿の建物も、一見ちょっと変わった外観。2階建ての鉄筋コンクリートの建物を、柱でエイッと持ち上げたように見えます。実際は、1Fがフロントやロビー、レストラン等のパブリック、2Fが展望台、3F・4Fが客室です。そして、BFに大浴場「潮騒の湯」。「北側」と「西側」の2つ浴室があり、毎日男女日替わり。いずれも、無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉が楽しめます。当時も、雄大な海と島のパノラマと、磯の香りを感じつつ、露天風呂でまったりできました。
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