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今回の島根温泉旅行のスタートとして入浴しました。それほど規模が大きくない公衆浴場ですが、休日ということもあり結構な込み合いぶりでした。独特の形をした三つの浴槽は一つ当たりが2~3人用で、一番右が熱湯(45℃以上)、真ん中と座湯の左は湯は共通で42~42℃程度です。浴槽の縁や床は大量の黄土色の堆積物で覆われており、実際のお湯にも大量の湯の華が舞っていました。成分にも多量の塩化ナトリウムが含まれていることもあり、入浴後には皮膚の表面に膜が張っていつまでも暖かさが残る、正直言って湯冷めしなさすぎ(笑)の泉質でした。これからの夏場には少々辛い泉質ですが、真冬の寒い時期にはこれが恋しくなることでしょう。温泉津温泉の落ち着いたたたずまいの中で、歴史と親近感を感じる浴場でした。
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