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倉吉市街方面からですと、県道21号線から三朝温泉方面(県道273号線)に入り、橋を渡らずに左折します。2軒目に見えてくるホテルです。町営の国民宿舎とのことですが、いい意味で公共事業っぽさはなく、ちょっと洒落た感じになっていました。脱衣所は脱衣箱と100円非返却式のロッカーの併用となっています。
浴室は内湯のみでして、スチームサウナと大浴槽が1つという構成。大浴槽は深浴槽と一部が浅バイブラになっていました。源泉は湧出地が「三朝温泉会館」になっていまして、単純弱放射能温泉。0.227g/kg、pH7.6、50.6L/min、38.8℃となっています。ラドン含有量は92.8×{10の-10乗}Ci/kgでした。湯使いは一部加温あり。循環・消毒ありです。入ってみますと無味無臭の湯でして浴感は特にありません。浴槽内は42℃ほどになっていまして、消毒は普通レベル。宿泊施設にしては多い方かもしれません。アメニティーは旅美人の馬油3点セットで、これはなかなかのポテンシャルでした。
放射能系の湯によくありがちな「特徴のない」ところがこちらにも当てはまるかなぁといったところ。もちろん、三朝の湯の実力の高さは承知していますが、それが前面に出てこないといいますか。もう少し湯の鮮度が感じられたり、消毒が控え目だったりすれば、印象は変わるかなぁと思います。0人が参考にしています