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三波川結晶片岩と呼ばれる岩石から湧出する温泉は、鉄分とマンガンを含む泉温28.2℃、ph7.4のナトリウム泉です。三波川結晶片岩とは、中生代白亜紀後期(恐竜全盛期)に海底に堆積した砂や粘土が固結して形成された岩石とのことです。巨大な建物となっていますが、レストランは入っておらず、フィットネスクラブが1階の広いエリアを占めていました。浴室は、2階となります。お値打ちな大浴場コースとロイヤルコースが有り、ロイヤルコースにすると男湯は青いプレート、女湯はピンクのプレートが付いたロッカー鍵を渡されました。大浴場コースは、一番手前となる大浴場の部屋まで利用が出来、この部屋の洗い場にはアメニティが置いてありません。プレートは結構大きいので、プレートでロイヤルコースとの見分け方にしているのかと思ったのですが、プレートが付いていない人やロッカー鍵自体を身に付けていない人も奥まで利用していましたので、どのようなシステムなのかはわかりませんでした。浴室の構造が若干変わっていて、毎週日曜日に男湯と女湯を入れ替えているそうです。
新型コロナウィルス対策として、マスク着用とアルコール消毒です。更に脱衣場のロッカーは2つ飛ばしで使用不可とし、次亜塩素酸水を噴霧する装置で脱菌脱臭運転をしていました。アヒル風呂は、中止しているとのことでした。
大浴場の部屋は、白湯のみになっているようです。大きな主浴槽は、ボタン起動で底から泡のバイブラとなる部分と、別のボタン起動で3本のジェット水流が起動されるようになっています。円形の副浴槽は、同心円で外周に段が付けられており、湯船の中央は深くなっていました。
開放されている扉を通って、ロイヤルコースで利用出来るゾーンに入れます。内湯と露天風呂のセットが2つ繋がっているイメージでした。この組み合わせの違いで、週替わりにしているようです。
手前の内湯は、深湯となるエステ風呂から始まりました。4つのブースそれぞれでボタン起動による水流が起動しました。4つのパターンは全て異なり、ノズルが多いもの、ノズルが1つ、底から大量の泡、底から弱い泡となっていました。この奥にある洗い場には、アメニティが置いてありました。寝湯は3席となり、ボタン起動で全てにジェット水流が掛かりました。岩風呂は、鉄分とマンガンを除去した湯を使い、ボタン起動のジェット水流と底から泡のバイブラとなっています。仕切られたスペースでは、2本のノズルから強い水圧で常時打たせ湯となっていました。一段深くなる湯船に繋がり、ボタン起動のジェット水流が掛かる座湯が2席、その奥に電気マッサージ風呂が2席となっています。2人サイズの小さな水風呂は、深い湯船でした。
手前の露天風呂は、瓢箪型の湯船が1つで天然温泉になっています。小さな円の方は浅くなっていました。この湯船の脇には超大型のテレビが据えられ、テレビの両脇に設置された巨大な鏡で露天風呂のエリアを広く感じました。湯船の上は、ステンドグラスの天井になっています。
奥の内湯は、天然温泉の壺湯が2つ置いてあります。その奥に、大きな水風呂です。ドアが開放された小部屋のような所に替わり湯が有り、レモンの入浴剤が使われていました。この湯船をアヒル湯としていたようですが、新型コロナウィルス対策で中止になっていました。一段高い場所に有る1人サイズの水風呂は、電気風呂でした。
奥の露天風呂は、壺湯が3つ並んでいます。週替わりで炭酸泉か水素泉にしているそうです。今日は水素泉でした。これは、沸かし湯のようです。
シャンプー,コンディショナー,ボディソープ付き850円。無料鍵付きロッカー有り,無料ドライヤー有り,露天風呂有り。3人が参考にしています