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加古川にかかる上荘橋の西詰から上流の方へ。そちらに進む道は2本あるのですが、西側を選んでください。道なりに進みますと見えてきます。
宿泊もできるみたいで、当日は「歓迎○○様」と書かれたあれが出ていたのですが、意外と言っては失礼ですが「結構入っているなぁ」と思ったほど予約が入っていました。10組はいたと思います。
フロントで手続きをしまして、脱衣所に。洞窟風呂と展望風呂の2種類があるのですが当日は展望風呂の側でした。脱衣ロッカーは100円リターン式で、他に籠だけの箇所もあります。貴重品の有無にあわせてどうぞ。
浴室ですが、内湯はこじんまりとしていまして、浴槽は1つだけでした。これは井戸水とのことです。露天風呂はちょっと内湯を取り囲むように配置されていまして、足湯っぽい深い浴槽から主浴槽に寝湯と続きます。シーサーみたいなのの口から湯が出てくる湯吐きでして、ちょっと不気味に微笑んでいました。竹藪に隣接していまして、涼しい風がそよそよと吹いてきます。眼下には見事な田園風景。水田の緑がまぶしいです。温泉の泉質は含二酸化炭素・カルシウム・ナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉で湧出温度は19.4℃、溶存物質は4.69g/kgです。薄黄色に濁っているような気がするお湯ですが、個性はなかったですね。加水・加温・循環。・消毒と手が加わっているせいもあるのですが、もう少し特徴が前面に出てくれればというのが正直なところです。
あとこちらは寝湯のところの「入り方」が奇異に思える流儀でした。詳細は行ってからのお楽しみですが、「人目を気にせずリラックス」とはいかず、まだまだ人目が気になる器の小さな自分を再発見といったところです。9人が参考にしています