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阪神石屋川駅から川沿いを登っていきます。右手にオムライスで有名な御影公会堂を見ながら国道2号線を渡り、北西の住宅街に入ったところにある温泉銭湯さんです。このあたりには多いのですが、早朝6時からの営業でして用途は様々かと思います。DANKENがやっていた湯あそびひろばの系列です。
フロント式で手前に飲食スペースがあります。脱衣所は狭いです。ロッカーが縦に積み上がっていて、何段か忘れましたがここまで縦の段があるのは珍しいかと。
浴室へはここから階段を上がっていくのですが、まず中2階はDANKENのアイテムバス群。こちらは白湯です。さらに上がりまして、洗い場と温泉の浴槽。露天は有料塩サウナと温泉の岩風呂です。内外どちらも温泉はかけ流しでして、泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、1.179g/kg、410L/min、41.1℃、pH7.5というスペック。淡緑色で、露天の湯口の湯を手にとって嗅いでみますと強い金属臭がしています。浴槽全体はそれを薄めたような臭いが充満していました。露天の浴槽は手前から見て左のセンター部に湯口があり、奥に流れ落ちていくのですが、新湯の流路はある程度限られているみたいで、そこは白い泡で道ができているように見えます。黒潮ならぬ白泡潮です。この流路の湯は香りが高く、発泡も著しいです。温度は高めになります。流路をはずすとぬる湯を楽しむことができます。内湯は底部から湯を入れていまして、泡は特定のコーナーに偏る傾向がありました。つるつる感のしっかりした湯で、ちょっとぬる目に感じられ、完全なかけ流し故の質感もあります。これほどのクオリティーの湯を銭湯で楽しむことができるのが嬉しいですよね。混雑するとなかなか目当ての温泉に入れない状態になるらしいので、頃合いを考えて訪問してもらえればと思います。1人が参考にしています