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JR六甲道駅を南口に出まして、1筋東の道を南下します。いくつ目かの角を左に入るのですが、温泉の建物がしっかり見えているので迷うことはないかと。阪神の新在家駅からまっすぐ北でも同様です。
ちょっとクラシカルな建物で、裏手に駐車場があります。フロント式で狭いですが待合程度のロビーはあるかなと。脱衣所も小さめです。
浴室は手前が白湯の浴槽で、その隣は赤茶色の温泉浴槽です。円形で加温湯が循環で使われています。42℃ほどで土類臭がしました。その奥には30℃の源泉。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で1.74g/kg、32℃、pH7.0となっています。この浴槽、一旦かかり湯用の鉢に湯が下りてきまして、そこからあふれ出した分が浴槽に投入されているのですが、この鉢、炭酸ガスで真っ白になっています。これがびっくりポイントですね。と言うことで浴槽に入るころには若干「気が抜けた」状態になっているのですが、それでも存在感は抜群。すがすがしい湯で、暑い季節に入るとひんやり、サッパリとした浴後感が楽しめます。普通は2人、詰めて入ると3人くらいの浴槽なので譲り合いが原則です。上手に締めに使ってほしいです。内湯最奥のところにはサウナと水風呂、そしてその奥には露天の加温湯と打たせ湯もあります。まあ、内湯の加温温泉と源泉の交互浴で満足なので、あまり露天には入りに来ませんがね。
これからの季節に楽しめる神戸の市街地、灘温泉郷らしい湯かと思います。旬はこれからですので、是非お楽しみください。5人が参考にしています