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大谿川に架かる王橋のたもとに建つ、城崎温泉に7つある共同浴場の1つ。温泉医学の祖、香川修徳が著書「薬選」に天下一の湯と記したことから、名付けられたのだとか。平日の朝、およそ5年ぶりに利用しました。
桃山様式の歌舞伎座を思わせる外観。入浴料は通常600円ですが、城崎温泉の宿泊者はチェックアウトまで無料で使える、バーコード湯めぐり券を読ませて入館します。鍵付き靴箱に下駄をしまい、コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場へ。無料のドライヤーもあります。洗い場には、18人分のシャワー付きカラン。シャンプーやボディソープ備え付けです。20人サイズのタイル張り石枠内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物泉(源泉名:27号・28号・29号・30号の混合泉)が満ちています。源泉59.1℃を、加水して42℃位で供給。PH6.92で、肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありなので、微かに塩素臭。奥には浅いスペースがあったり、ジェット水流が付いています。
続いて、外の露天風呂へ。天井まで岩で覆われた、まるで洞窟のような、15人サイズの岩風呂です。湯温は41℃位。奥には、腰掛けられるように、岩があります。宿の朝食時間と重なったのか、ほとんど貸切状態でまったり。湯上がりに2階に上がってみると、無料の広い休憩処。窓からは、しだれ柳と川のせせらぎを望めました。
主な成分: ナトリウムイオン1000.00mg、カリウムイオン42.60mg、マグネシウムイオン3.82mg、カルシウムイオン57.00mg、ストロンチウムイオン5.68mg、塩化物イオン2210.00mg、臭化物イオン7.40mg、硫酸イオン220.00mg、炭酸水素イオン73.50mg、メタケイ酸89.40mg、メタホウ酸4.00mg、遊離二酸化炭素14.5mg、成分総計4.13g
※毎週水曜日定休 営業時間7:00~23:0015人が参考にしています