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京都府南丹市・道の駅に併設する三セク系温泉施設です。ダムのお膝元に立地し大変豪華に公園化され、施設内には体育館やプール、レストラン等が設置されています。コンクリートと緑の調和がなんとも美しい。後述する温泉施設内もデザイン性はかなり高く居心地が良いです。
以前訪問した時は、緑色の池の水のような緑濁泉が掛け流し同然に露天風呂に利用されていた。それから約3年、もともと綺麗な施設だったのですが、温浴エリアは去年完全リニューアルされました。
温泉施設ですが・・・こりゃ凄い。アクアイグニスを小型化したような感じと言えば大袈裟ですが、公営の域を超えた内装ですね。また公営では初めての経験ですが、立派な岩盤浴エリアがあります。狭いですけど500円でフリータイムは安い。また子洒落たマッサージ屋もあります。ちなみに基本の温泉入浴料は700円でプール利用料金込みとなってます。
温泉エリアはあまり広くはありませんが、お洒落な造りですね。う内湯内も採光窓が素敵、露天風呂もいい雰囲気。またサウナがあるのですが、近代的スーパー銭湯でもかなり珍しい最新型自動ロウリュが設置されており、例えば万葉の湯系列のそれはあまり効果を感じないものでしたが、それと比較すると数段性能が良くびっくりした。
食事も道の駅敷設のほうで頂きましたが、私が食べたダムカレーは見た目のインパクトはおもろいです味は??でした。嫁が食べてた黒豆うどんはかなり美味でした。
さて肝心の温泉ですが・・・これが残念なものに変貌を遂げていました。源泉が変化したとは思いにくいのですが、、、
まず残念なのが男女別で浴槽が違います。片方だけに『つぼ湯』があり、こちらの湯船だけ加温掛け流し浴槽があります。本日男性は見事に掛け流し浴槽の無い『月の浴槽』のほうでした。ただ嫁曰く、『無色透明湯』だったとのこと、少なくとも過去訪問時は化石海水のごとく緑濁していたので濾過でもしているのでしょうか??
男性のほうですが、秀逸なサウナを除いて他は特筆すべき点無し、無惨に姿を変えた消毒漂う塩っ辛いだけの無色透明湯になってました。内湯はこの状態に加水もあります。
施設としては温浴エリアは狭いですが、最高レベルの設備かと思います。ただし温泉の使い方としては改悪としか言いようがありません。場所はやや辺鄙ではありますが、綺麗な施設なので物凄く嫌われる・・って事はないでしょう。11人が参考にしています