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菰野町中心部から西へ。鈴鹿スカイライン方面ではなく、湯の山のロープウェイ方面に急な斜面を登っていきます。ロープウェイ駅より手前を枝道に入っていきますと左手に見えてきます。フロントにはだれもおらず、併設のお土産屋さんの方で入浴の手続きをしました。
ここは忠臣蔵にあやかったようなところでして、内湯は「大石」、露天は「赤穂」と「山科」という名がついています。お部屋も「大石主税之間」のように四十七士の名前がついていました。
当日は内湯の大石と半露天の赤穂が男湯、半露天の山科が女湯でした。まず1階の大石に入ります。こちらはタイル張りの大浴槽がメインで、少し薄暗い感じでした。広かったですし、寒い季節でしたので身体はこちらで洗っておくといいかと思います。
ある程度温まったら3階の赤穂に移動します。こちらは半露天風呂でして、御在所のロープウェイが見えています。外とはガラス板で仕切られていまして、まあ上の方は空間がありますので外気も入ってくるのですが、展望もいいですし気に入りました。お風呂は小さめの浴槽が1つ。石の風呂で寝風呂が左右に1つずつ。中央が普通のお風呂で1人用といったところです。しめて3人で一杯になる感じでした。泉質は単純弱放射能温泉で26.1℃、pH9.0、0.17g/kgというスペックです。底部に湯の吸引口がありますし、加温循環はされていると思います。サッパリした湯で浴感は特になし。浴槽内は41℃ほどでした。アメニティーは内にも露天にもあります。リーブルアロエのラコンサというシリーズの3点セットです。
宿の雰囲気も落ち着いていてなかなかよさげです。日帰り入浴も受け付けてくれていますし、1度試しに入ってみてもいいところかと思います。気に入る人も多いはずですので。6人が参考にしています