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三重県北東端にある木曽岬町の木曽川河畔に佇む、古くから湯治の湯と親しまれた日帰り温泉施設。寂れたボーリング場「シバタボウル」の裏手です。日曜日に、隣接する旅館「鍋田川」に、一泊二食付で宿泊した際に利用しました。当日は本館工事中とのことで、別館2階の和室に宿泊。10畳の角部屋でしたが、トイレは共同です。夕食は、日帰り施設の食事処「中の間」で。お品書きはありませんが、先付け、お造り等品数が豊富です。海老豆腐や鶏ダシで頂く鶏しゃぶ、鮑の残酷焼きが美味い!! 寒鰤の照り焼きや、ズワイ蟹のボイルが出て、北陸か?と思っちゃいました。牡蠣入り饅頭の餡掛け、鰈の唐揚げと続き、酒もすすんじゃいます。十分満足できました。一休みしたら、いよいよ大浴場へ。10円ロッカー(有料)が並ぶ脱衣場。宿泊客には、ロッカー代として10円が宿から支給されます。ドライヤー完備。浴室の洗い場には、11人分のシャワー付きカラン。アメニティもあります。中央に、10人サイズのタイル張り円形浴槽があり、うっすら緑がかった透明のナトリウムー塩化物泉(源泉名:鍋田川温泉)が満ちています。源泉49.6℃を、40℃位で供給。PH7.5で、肌がややスベスベする浴感。ジャグジーとジェット水流付きです。循環濾過ありで、独特な鉱物臭がします。左奥には、15人サイズのタイル張り扇形浴槽もあり、こちらは湯温42℃位。石組みの湯口から、湯が注がれます。口に含むと、苦しょっぱい。また右奥には、水圧の高い打たせ湯もあります。続いて、外の露天風呂へ。5人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位。囲まれている為、景色は望めません。夜は日帰り客と同じ利用時間ですが、朝風呂は宿泊客だけなので、のんびり浸かれました。翌日の朝食は、昨晩と同じ食事処で。焼き鮭主菜の体に優しいメニューです。とろろ麦飯や、湯豆腐も美味しかった。比較的安い料金で、ビジネス利用的に泊まってみましたが、料理もなかなか侮れませんでした。
主な成分: ナトリウムイオン1634.6mg、マグネシウムイオン39.2mg、カルシウムイオン363.5mg、第一鉄イオン1.5mg、塩化物イオン3119.6mg、臭化物イオン11.0mg、炭酸水素イオン170.2mg、メタケイ酸59.6mg、成分総計5.42g8人が参考にしています