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土曜日の夕方、利用してみました。信州秘湯会のスタンプ帳の情報だけを見て訪問。敷地内右手の鄙びた湯小屋に見とれていると、受付から「お客さん、初めて?」と、ご主人の声がかかりました。丁度、先客が施設の説明を受けているところ。入浴料300円を払うと、「なんだよ、あんたもお釣りなの?」とか、「スタンプ帳も一緒に渡して欲しいんだよな」なんて、普段行く温泉施設ではまず言われないような言葉に、最初少し戸惑うものの、独特なご主人とのやり取りに、次第に笑みがこぼれます。配管の温泉スケール、源泉槽に頭を突っ込んだ炭酸確認や、手を入れての温度確認が終わり、ようやく入浴。まずは、内湯から。20人サイズの細長い浴槽は、析出物で石造りだか、木造りだか解りません。透き通った、うっすら白い茶濁のお湯は、湯温41℃位。静かにゆっくりと、時が過ぎます。続いて、タオル一枚で湯小屋を出て、外の混浴の露天風呂へ。10人サイズの浴槽が、2つ並んでいます。右手の方は、湯温41℃位で、内湯より茶濁。左手の方は39℃位で、もっと茶色に濁っています。ぬるめの濁り湯にまったりしたいところでしたが、宿のチェックインに遅れるので、小一時間で早めに退館。今度は早めに着いて、ゆっくりしようと思いました。画像は、以前宿泊に使われていた鄙びた本館。
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