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外来者に無料解放していただける地元の方に感謝しながら入ってきました。
少し歩けば浴場が点在しており正直どれに入るか迷うところですが、
どこも熱い湯で欲張りすぎると湯あたりを起こすので、
無理をせず間隔を置いて温泉街を散策がてらまわるといいでしょう。
今の時期なら外も寒いので体を冷やしやすいですが夏場はかなりきつそうですね。
地元の方にとっては生活の一部の場でもあるので、あくまでも地元の方優先で無理に入れさせていただく気持ちで。
各浴場によって清掃日時が指定されており入れないこともありますので要注意です
(私が通った時は朝から滝の湯が清掃中で入れず、新田の湯が午後から清掃時間でした)。
車での日帰りは横落交差点から近い新田駐車場・久保田駐車場が無料で便利です。
また湯めぐりに疲れたら大湯そばに「爺婆産」という無料休憩所があります(土日限定)、
おしるこやせんべいとコーヒーなどの飲み物が安価で出しておりました。
・大湯
まずは温泉街の中心にある象徴的な建物の大湯に入りました。
朝7時頃に入湯しましたが宿泊者の方が朝風呂で押し寄せており一杯でした。
手前がぬる湯で奥があつ湯ですがぬる湯でも充分な熱さでした。
奥に地元の方がいて、「ぬる湯は水でうめてもいいがあつ湯はダメ」と周囲の方にどなっており、
「野沢では勝手に水で埋めると地元の方に怒られる」という言い伝え通りさっそく地元の方の洗礼を受けました(笑)。
あとから聞いたのですが以前は仕切りがなく地元の方と観光客で水のことでトラブルがよく起きてたとのことです。
最初は無理でしたがぬる湯の方で充分体を慣らした後ならあつ湯に入れないことはなかったです。
30分ほどいましたが湯から出る頃には混雑ぶりがウソのようにガラガラになってました。
初めての野沢なら入っておくべきだが、再訪なら混雑ぐあいを見てから入るといいかもしれませんね。
・麻釜の湯
麻釜(おがま)を見物した後に麻釜(あさがま)の湯に入りました。
地元の方が先客で入っており、気さくに語り合いながらの湯でした。
熱すぎるのをそのまま無理して入ろうとする私を見かねてか、
地元の方が水でうめてくれたので好意に甘えてやっと入れる湯温に、
無理もない、ここは1,2を争う熱い湯とのことです(他では横落の湯など)。
このことが縁となって野沢の湯や地元のことなどを教えてもらいながらの湯、
時おり水をうめてくれたり止めてくれたりしてくれながら熱湯にもかかわらず長い時間入っていました。
湯を出た後お礼を言いつつ別れましたが、この後の湯めぐりが楽しみになったのは言うまでもありません。
・中尾の湯
温泉街からは少し離れており、中尾駐車場からの方が近いかもしれません。
比較的広い浴場で、手前が1/3弱くらいの常時加水されてるぬる湯、奥が2/3強くらいのあつ湯で仕切られてます。
ここももちろん熱い湯で、草津みたいな湯もみ板が隅のほうに用意されてます。
最初は私1人でしたが後から来た地元の方があつ湯の方で水をドバドバ入れてたせいか、
ぬる湯よりもかなりぬるくなっておりました(笑)。
大きな湯の華が舞い、時おり指でつまみながらの湯でした。
・新田の湯
これまで入った中ではここのみ脱衣所と浴場が別になっておりました。
ここは加水されてると表示されており、「冷泉」と書かれた水(飲用不可なので沢水か?)が出ておりました。
湯口にはコップが置いてあり飲泉可、もちろん熱くてすぐ飲めませんでした。
源泉はいったん管の中に流しこまれ下部から出てくる形なので
少し冷めた湯が浴槽に注がれる仕組み、共同湯の中では比較的入りやすい方なのかもしれません。
隣には洗濯場がありちょっとのぞいたら地元の方が作業中、ジャマしたら申し訳ないので即退散(苦笑)。
今回は初めて&今後の数合わせも考慮して4ヶ所入りましたが、やはり3ヶ所が限界かな。
家に帰ってからも熱い湯の感触が残っており、湯あたり状態でした(苦笑)。
今回を含め4・3・3・3くらいのペースで再訪すべく全湯制覇してみたいですね。
(2005.11.27入湯)1人が参考にしています