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みどり湖の奥、田川浦湖畔に佇む鉱泉旅館。日曜日の夕方、日帰り入浴してみました。入浴料は500円。玄関から右手奥に進むと、男女別の浴室があります。開湯は古く、享保15年に中絶したものの、明治11年に再び開業。明治33年から、今の経営者になったと脱衣場に書かれていました。6人サイズのタイル張り内湯には、うっすら茶褐色の単純温泉。湯温は、42℃位に加温されています。ほんのり鉄臭がして、さらりとした浴感。小さな茶色や白い湯の花も見られます。隣には、1人サイズのポリ浴槽。水みたいな冷たさですが、こちらは源泉がかけ流しにされています。口に含むと、ハッキリとした鉄味。ゆっくり身体を湯船に沈めると、たくさんの茶色い湯の花が舞い上がります。慣れてきたら、加温浴槽と交互浴。先客が上がられた後、貸切状態で楽しめました。けっこう温まり、上がってからなかなか汗が引きませんでした。
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