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五頭温泉郷の杉村温泉に佇む、文人墨客に愛された明治元年開業の老舗宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。駐車場に車を停めると、早速仲居さんがお出迎え。フロントに案内頂き、入浴料1000円を払って、玄関から左手に進んだ突き当たりにある大浴場「長生の湯」へ。16人サイズの石造り内湯には、無色透明の単純弱放射能温泉(源泉名:薬師の湯3号井)が満ちています。PH8.6で、やや肌がツルツルする浴感。続いて、外の露天風呂「白帝」へ。洞窟のようなトンネルをくぐって行きますが、内側は花の絵が描かれています。大きな岩の目隠しの向こうに、巨大な東屋風の屋根が付いた、25人サイズの石組み浴槽。湯温は41℃位。湯口に向かって、石でできた鯉のオブジェが置かれ、滝登りの様子を演出しています。また「休み湯」として、5人サイズの石組み浴槽があり、こちらは26℃の源泉をかけ流しに。最初は冷たいと感じますが、慣れれば全く大丈夫です。口に含むと、まろやかな味。まったりしていたら、アワ付きも見られました。ほとんど、貸切状態で楽しめたのも良かったです。
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