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投稿日:2012年7月12日
木造り情緒の宿 (ゆがわら風雅 (旧 三桝家))
きくりんさん [入浴日: 2012年6月30日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
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33.0点
久しぶりの湯河原温泉。昭和初期に開発された静かな高台の別荘地「理想郷」に建つ、伝統の和の雰囲気に満ちた旅館。一泊朝食付きで、利用してみました。部屋はおまかせのプランでしたが、別館2階の「欅」の間を用意。10畳に4畳半の次の間の付いた、一人泊にはもったいない広さです。夕食は外で済ませて来たので、落ち着いたところで地下1階の大浴場「芳舟泉」へ。6人サイズの古代檜漆塗り浴槽は、樹齢2000年の檜を使用。残念ながら漆はだいぶ剥げていますが、かえって滑らないのでいい。無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉が、温度調整のため若干加水されているものの、湯河原では珍しくかけ流しにされています。湯温は、42℃位の適温。PH8.4ながら、さらりとした浴感です。窓の外には、かつて露天風呂があったような石組みが残っていますが、現在は人工芝で覆われています。深夜0時になると、浴室は男女入替え。早速、もう1つの大浴場「香仙殿」へ。8人サイズの檜造り浴槽は、檜の埋もれ木を使用しているとのこと。こちらも、漆塗りは剥げていて、42℃位の適温。24時間入れるのが、いいですね。朝起きてからも、満喫しました。夜は気が付きませんでしたが、湯口付近では茶色の小さな湯の花も舞っています。朝食は、部屋でいただきましたが、まぁ普通かな。食事に期待するなら、夕食付きのプランが良さそうです。
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