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馬頭温泉郷の那珂川のほとりに佇む、平成6年にオープンした町営の日帰り温泉施設。平日の午後、利用して来ました。
この地は、日本で最初に金が産出された場所だとか。奈良の大仏の黄金の一部として、献上もされたほど。砂金が含まれた土砂を、ゆり動かして得たことから、「ゆりがねの湯」と名付けられたのだそうです。
入浴料は通常500円ですが、この日は温泉博士の特典でタダで入浴。玄関から左に進むと、右側に男女別の大浴場があります。籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室右側に、8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。
窓際に、17人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 馬頭温泉管理組合源泉)が満ちています。泉温46.8℃を、加水・加温ありで40℃位で供給。PH9.4で、肌がツルツルする浴感です。循環濾過ありで、湯口の湯を口に含むと無味塩素臭がしました。
続いて、外の露天風呂へ。8人サイズの岩風呂で、湯温は42℃位。内湯からもガラス窓越しに見えますが、露天からは更に那珂川の滔々とした流れを一望。まったりしたかったのですが、夕方でそこそこ混んできたので、早めに上がりました。
この日は曇っていて見えませんでしたが、夕日に照らされた那珂川の美しさは格別なのだとか。なんと、夕焼け割引(17時~入浴料300円)があるのも、魅力ですね。
主な成分: ナトリウムイオン90.0mg、カルシウムイオン1.6mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ素イオン2.4mg、塩素イオン9.6mg、硫酸イオン45.3mg、炭酸水素イオン75.5mg、炭酸イオン46.5mg、メタケイ酸79.4mg、溶存物質計0.353g18人が参考にしています