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平日の午前中、日帰り入浴して来ました。車で熱塩温泉を過ぎ、ナビに従って10分ほど走ると、大きなダムが目の前に迫って来ます。あれ?目指す宿はどこだろうと探すと、なんとその真下にありました。なんか不思議な光景。きっと、昔は渓谷の一軒宿だったところにダムができ、周りの森林が切り開かれてこうなった感じです。日本秘湯を守る会の宿としては、異色の佇まい。さて入浴料800円を払って、浴室へ。畳敷きの脱衣場に入ると、先客はいません。まずは、12人サイズのタイル張り内湯から。循環濾過なので、無色透明。湯温は42℃位でした。続いて、外の露天風呂。5人サイズの木造り屋根付浴槽へ。こちらは、PH6.6の茶褐色のナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、湯温38℃位のぬるめ。口に含むと、しょっぱい鉄サビ味。さらに、8人サイズの木造り屋根付円形浴槽も。こちらはお湯はり中で、40℃位の薄茶褐色の新鮮なお湯を、寝湯状態で堪能しました。毎日お湯を抜いて、浴槽を清掃してるんだなぁと、好感が持てます。ただ、この時期やっぱりアブが多く、浴槽ごとに撃退用のハエ叩きが常備(私も2匹仕留めました)。涼しい時期に、また来たいと思いました。
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