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土湯温泉の最奥、荒川沿いに佇む、鉄筋8階建ての大型旅館。連休初日の土曜日、一泊二食付で利用して来ました。お部屋は最上階で、14畳以上もある一人泊にはもったいない広さ。浴衣に着替え、早速6階の二階建大浴場「淵の湯」へ。脱衣場からガラス越しに見える石造りタイル張り内湯は、手前の12人サイズと奥の25人サイズに2分割されています。無色透明の単純温泉が満たされ、PH7.2のやや肌がツルツルする浴感。小さい方の「浅湯」は深さ55cmで湯温42℃位、大きい方の「深湯」は深さ90cmで湯温41℃位でした。続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの桶風呂の向こうに、二段の滝がゴーゴーと豪快な音をたてて流れ落ち、とってもダイナミック!!白茶色の湯の花も舞っています。湯温は40℃位のぬるめで、滝を見ながらまったりできました。2階に上がると、大きな石造りタイル張り内湯が2つとサウナ。左手の20人サイズの浴槽は、湯温39℃位の「ぬる湯」。右手は、ガラス越しに滝を眺められる「見はらし湯」。大人12人が足を伸ばして入れるサイズの浴槽で、湯温は41℃位でした。これだけでも、十分湯めぐり満喫。夕食は、2階の大広間「信達」を仕切った食事処で頂きます。品数は多く、味もまあまあ。食後は、1階の大浴場「つれづれの湯」へ。10人サイズの石造りタイル張り内湯が2つ、眼鏡のフレームのように繋がっています。蛙の石像がある湯口から、双方の浴槽に湯が注がれ、どちらも湯温は41℃位。24時間入浴可能のせいか、貸切状態で入れました。翌朝は、3階の混浴露天風呂「太子の湯」へ。男女別の脱衣場があります。手前が4人サイズの桶風呂で、湯温は40℃位。奥は10人サイズの石組み浴槽で、湯温は42℃位。結構深いですが、浴槽内に腰掛けられる段差があります。滝を渡る風を間近に感じ、至福の湯浴みを楽しめました。朝食は、バイキング。最後にチェックアウトぎりぎり迄、6階の大浴場「瀧の湯」へ。石造りタイル張り内湯は、手前の10人サイズと奥の20人サイズに2分割されています。ともに湯温は40℃位で、手前はジャグジー付き。2面ガラス張りで、開放感があります。続いて、奥の露天風呂へ。4人サイズの桶風呂で、湯温は40℃位。景色は良くありませんが、プライベート感があります。日帰り入浴もやっている宿ですが、泊まって全館湯めぐりもいいと思いました。
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