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入り口はいかにも地方の銭湯と言った感じですが、中に入ると以外に建物は奥行きがあり、階段を幾つも下ってやっと風呂場にたどりつきました。余計な設備は何も無く、10人程度が浸かれる内湯が一つあるだけ。でも泉質は上質で素晴らしいものでした。硫黄の香りはそれほど強くないにもかかわらず、pHが2.5程度の酸性泉は極めて貴重な存在でしょう。成分分析表を見るとアルミニウムの含量が多く、浴槽には多数の湯の花が舞っており、底にはザラザラした堆積物が沈殿していました。温度が少々熱めですが、その分清涼感溢れるお湯は、とても印象に残るものでした。
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