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鳴子温泉神社の御神湯として千年の歴史を持つ、鳴子温泉のシンボル的な共同浴場。およそ2年半ぶりに、また訪問しました。
隣のゆさや旅館に泊まったので、入浴券をもらい入湯(通常150円)。最終受付の21:30ちょっと前なので、当日最後のお客さんです。総ヒバ造りの風情ある浴室。木造りの内湯が2つあり、手前に8人サイズの浴槽。分析表では、酸性の含硫黄ーナトリウム・アルミニウム・カルシウム・含鉄(Ⅱ)ー硫酸塩泉(硫化水素型)が、かけ流しにされています。うっすら青みがかった白濁で、硫黄とともに仄かな金気臭。湯小屋の裏手にある源泉井戸から引かれ、ザコザコと木の樋から湯が注がれています。源泉46.2℃ですが、浴槽内で湯温43℃強位。PH2.8ながら、肌がツルツルする浴感です。口に含むと、すっぱいレモン味。奥の浴槽は3人サイズで、2本の木の樋が打たせ湯になっています。湯温は、ぬるめで40℃位。就寝前に、まったり湯浴みを楽しめました。
翌朝も7:30オープンですが、一番風呂を狙って早めに宿を出ます。ところが最初のお客さんは、45分前に軽トラで前に乗り付けた、地元のおじいちゃんでした。お盆期間中で並ぶ人が増え、10分前に開場。朝一のフレッシュな湯を満喫しました。驚くことに、前回同様30分も経つと、ほとんど貸切状態。ゆさや旅館に泊まって、寝る前と起きてから滝の湯に入るというパターンが、私のお気に入りです。
源泉名: 町有下地獄混合源泉・温泉神社硫黄泉の混合泉
主な成分: ナトリウムイオン105.1mg、カルシウムイオン50.2mg、アルミニウムイオン34.2mg、鉄(Ⅱ)イオン24.2mg、硫酸水素イオン56.3mg、硫酸イオン522.8mg、メタケイ酸136.4mg19人が参考にしています