-
秋田自動車道の北上西ICから、車で約15分。入畑ダムの下に建つ、入畑温泉の一軒宿。お盆休み中の午後、日帰り入浴して来ました。
この地は、前九年の役で「一の攻め」と名付けられた攻めの難所。平家の一族により温泉が湧くのを発見され、その後江戸時代から昭和初期まで「瀬目乃湯」として開業。一度経営難により廃業するが、平成9年から昔と同じ湯を使って、再興しているのだとか。
入浴料350円を払って、廊下を真っ直ぐ奥へ。食堂のある広間を過ぎると、突き当たりに男女別の大浴場があります。一部100円返却式のロッカーもある脱衣場。10人サイズのタイル張り石枠内湯には、うっすら緑がかった透明の単純温泉(源泉名:入畑温泉)が満ちています。源泉40℃ながら、ダム下流に自噴する湯を、川底を通して引き湯する為、温度低下により湯温41℃位に加温。PH7.8で、肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありなので、微かに塩素臭。右端に、電気風呂も付いています。窓越しに森の緑を眺めつつ、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン160.6mg、硫酸イオン123.7炭酸水素イオン149.7mg、メタケイ酸53.7mg、成分総計0.6293g10人が参考にしています