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酸ヶ湯温泉は、八甲田山系にあります。八甲田山の登山口になっていて、登山口は鳥居が付けられていました。雪の重みによるものか、傾いた鳥居でした。薬師神社の鳥居もありました。こちらは、八甲田山を御祭神にしているようです。そして酸ヶ湯温泉旅館は、山奥とは思えない賑わいとなっていました。白濁した湯は正に酸っぱく、飛沫でも目に入ると滅茶苦茶痛いです。新型コロナウィルス対策として、マスク着用とアルコール消毒の他に、入口に設けられたセンサーでの体温測定となり、問題無ければ「異常無し」と音声で応えてくれます。また、脱衣場は、棚を間引いて密にならないようにしています。7月の4連休の対応としては、木金土曜日の営業終了時刻を15時までに短縮し、日曜日から通常の17時までに戻すとのことでした。
内湯となる玉の湯は、湯船が1つです。泉温57.6℃、ph1.5と記載されていました。シャンプー,ボディーソープのアメニティは、こちらの湯船にのみありました。ドライヤーも、こちらの脱衣場のみに設置されています。貴重品ロッカーは、こちらの方が沢山空いていました。
混浴となる千人風呂は、総ヒバ造りでオープンな空間となっていました。万座,古湯坊や岩間のようにタオル着用のルールは無く、湯船にタオルを浸けない温泉マナーが守られています。なお、女性客用の湯浴み着はokとのことでした。掛け湯は冷の湯と書かれていましたが、決して冷たい湯ではありませんでした。大きな湯船と小さな湯船が有り、共に男性用のエリアと女性用のエリアが標識で示されているものの、物理的な区分けにはしていません。四分六分の湯と書かれた大きな湯船は途中まで板張りになっていますが、小さな湯船は全く仕切りがありませんでした。小さな方は熱の湯と書かれていましたが、あまり熱くは無かったです。脱衣場に掲示されていた泉質は玉の湯と同じph1.5でしたが、泉温は60℃を超えているようでした。打たせ湯となる滝湯も、3つありました。
シャンプー,ボディソープ,タオル,バスタオル付き1000円のところ割引券使用で900円。タオルは記念に持ち帰って良いとのことでした。無料鍵付き貴重品ロッカー有り,無料ドライヤー有り,露天風呂無し。11人が参考にしています