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宿風呂派の私でも、一度は訪れたいと思っていた野湯。今回、平日の午後に初めて行ってみました。知床横断道路を車で走り、羅臼温泉野営場の看板の向かい側。秘湯なのに、ナビに表示されたので、ちょっとビックリしました。渓谷に架かる鉄橋「いでゆ橋」を渡って、左手に下りていくと、立派な湯小屋。熊笹をかき分けて辿り着くような秘湯と、勝手にイメージしていたので、すんなり着けてほっとしました。思いの外きれいなのは、毎朝「熊の湯愛好会」の方々が、清掃して頂いているからなのだとか。10人サイズの石組み浴槽には、青白色の含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉が満ちています。PH7.3ながらも、ツルツルする浴感。湯温は44℃位の熱めですが、硫黄の香りといい、ロケーションといい流石です。雨が降っていたせいか、この日は意外に空いてて、おかげで満喫できました。
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