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投稿日:2024年12月2日
硫黄臭と白い湯の花に包まれる貸切風呂… (奥みょうばん山荘)
きくりんさん [入浴日: 2023年4月21日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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硫黄臭と白い湯の花に包まれる貸切風呂
別府市湯山集落から湯の花小屋を抜けた高台にひっそりと佇む、素泊まり専門の素朴な湯宿。また、別府八湯温泉道の対象施設でもあります。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
入浴料550円は、母屋の玄関で。母屋から少し戻った手前の右側に湯小屋があります。貸切風呂が3室あるのですが、露天風呂付の方は既に利用中とのことで、この日は湯小屋右端の小さい内湯を利用します。
棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、水蛇口が1つある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
奥に3人サイズの石造り内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 記載なし)が源泉かけ流しにされています。泉温95.2℃を加水・加温なしで、42℃位で供給。PH5.7で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒なし。木の樋から注がれ、湯口の湯を口に含むと硫黄臭と金気臭が混じったような匂いがしてエグイ味。浸かると、白い消ゴムカスのような湯の花が大量に舞い上がります。
横の扉を開けると、半分が板で塞がれた窓から長閑な里山の景色が望めます。野鳥のさえずりに癒されつつ、独泉で至福の湯浴みを楽しめました。
なお、一度泊まってみたいと思ったのですが、今のところ宿泊営業はしていないとのことでした。
主な成分: マグネシウムイオン0.5mg、カルシウムイオン0.7mg、鉄(II)イオン0.7mg、フッ素イオン0.2mg、硫酸イオン71.3mg、炭酸水素イオン4.9mg、メタホウ酸0.2mg、遊離二酸化炭素3.3mg、成分総計0.012g
※なお、平成21年の分析書だったので、間もなく更新かも知れません。15人が参考にしています
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