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駅方面から徒歩で向かうと、ねね橋付近から少々急な坂をしばらく登ることになりますが、スーツケースを引きながらだとしんどい坂でした。有馬温泉駅からですと、のんびり歩いて10分弱だと思います。先客なしとのことで、到着するなり施設の方に熱烈な歓迎を受けました。
施設は概ね小洒落た旅館風で、風呂のキャパシティは小さめです。内湯には施設が『金泉』『銀泉』と謳っている湯船がそれぞれあります。金泉の濁り具合はかなりのものですが、見た目ほど金気は感じませんでした。塩気はハンパではありません。銀泉は1人用と言ってよいサイズです。塩素が匂うものの、この湯船があることによって金銀の両方に入ったという話のタネにはなるので、存在価値はあるのかと思います。で、半露天も金泉ですが内湯よりは若干ぬるめで浸かりやすい温度。湯の印象は総じて内湯の金泉と同じでした。
施設の方いわく泉源は至近にあるとのこと。一回の訪問ではその近さを充分感じるには至りませんでしたが、小一時間ほど貸切状態でしたし、まずまずだったかなぁと思います。しかし、ここ有馬温泉も例外ではありませんね。金の湯周辺は外国人観光客でかなりの賑わいでした。19人が参考にしています