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温泉名の「二の丸」というのは、先にできた温泉施設「湯浅城」に対して付けられたらしい。玄関は2階のようで、浴場へは階段を下りて行くことになる。ここの浴場の造りは変わっていて、内風呂と露天が分断されていて、行き来は更衣室を通って行くことになる。内風呂は檜風呂、階段を下りた露天風呂は50人ぐらいは入れそうな大きめの浴槽で、目の前には林が見える。
お湯は循環使用ながらも、消毒臭が殆ど分からないぐらいのもので、今までの経験からしたら、めずらしいものであった。元々のph値が10ぐらいあるので、循環されている湯の中ではツルヌル感は強い方ではないかと思う。内風呂の中では、2回足を滑らせて、危うく転倒するところだった。露天の湯加減や雰囲気もよかった。初夏には蛍が見られるという話を聞いたこともある。
これが掛け流しであれば、最強のツルヌル感が味わえたかもしれないが、残念である。温泉雑誌によれば湧出量は毎分33㍑しかないそうなので仕方ないのだが、それでも循環湯の中ではまあいい方ではないかと思う。中の上っていったところかな…天然水の販売もしてるそうなので、水自体は良いのだろう。1人が参考にしています