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湯浅駅前の名店でしらす丼を食べたくなり、この界隈をウロウロしてみた。温泉は平日の開店直後、10:30ごろの訪問。国道42号線から湯浅I.C方向にそれるが、案内看板が方々に出ており、アクセスは容易と思われる。
店頭に温泉水持ち帰りの自販機が用意されており、ポリ容器を持参した人達が並んでいる。しかし温泉内は混雑することなく、ゆったりと入れた。
さて、温泉はアル単のあっさりした湯である。湧出量は少なく、循環にて用いられている模様。脱衣所に隣接している内風呂は檜の大浴槽。淵だけでなく底まで檜が貼られている。檜風呂にありがちな木の芳香は感じられず、残念。湯温はやや高めであった。一風変わっているのは露天風呂で、脱衣所から階段を下りて地下一階と呼ばれるゾーンに行くことになる。そこは都会の銭湯によくある「1階の駐車場」のようなゾーンで、採光も考えられておらず、洞窟の様である。一応、外とつながっている一角もあるのだが、森の中で眺望はまったく。ただ、この露天の湯舟の広さは中々で、お蔭で湯温はぬる目になっていた。ただし、「入っていたい」区角の広さは小さいものだが(苦笑)。ここは内湯と露天風呂の関係が一風変わった状況であり、脱衣所を経由しなくては双方の行き来ができないようになっている。濡れた体で移動すると迷惑この上ないので注意されたし。1人が参考にしています