口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2024年2月11日)
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ドバドバ注がれる源泉で湯気モウモウ
県道40号線の看板を目印に少し砂利道へと入った、八甲田山麓の森の中にひっそりと佇む、昭和55年(1980年)に開業した温泉民宿。豪雪地帯にもかかわらず、通年営業をされているようです。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
入浴料400円(現在は450円)は、玄関で女将さんへ。廊下を奥へと進んだ突き当たりに男女別の大浴場があり、男湯は右側です。
棚にプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に水蛇口が数人分ある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
右側に奥6人サイズと手前4人サイズに分割された石造り内湯があり、うっすら緑褐色に濁ったナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉[源泉名: 深沢温泉(再分析)]がサラサラとオーバーフロー。泉温44.8℃を加水・加温せず、奥の湯口がある方は42℃位、手前の小さい方は41℃位で供給。PH7.07で、少しキシキシする浴感です。
循環・消毒なしで、源泉かけ流し。鉄パイプの湯口からドバドバと注がれ、口に含むと鉄臭がして少し旨じょっぱい。白濁して見えるのは、沢山の泡が湯中に漂っているからで、体に泡付きもあります。
また浴槽の縁には、マニアの方のブログに登場する謎の数字も。よく見ると、湯面に油膜のようなものも浮いています。
続いて、奥のサッシ戸を開けて外の露天風呂へ。4人サイズの岩風呂があり、湯温は41℃位。目の前には、池と原生林の景色。ぬる湯で、しばらく貸切状態でまったりできました。
ちなみに、脱衣場に「カメラの持込、撮影禁止」の張り紙あり。他に誰もいなかったので、許可を得て撮影させて頂きました(湯気でモウモウでしたけど)。
主な成分: ナトリウムイオン125.0mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン25.2mg、カルシウムイオン74.5mg、マンガンイオン0.3mg、第一鉄イオン1.5mg、フッ化物イオン0.9mg、塩化物イオン21.9mg、硫酸イオン345.9mg、リン酸水素イオン0.1mg、炭酸水素イオン210.3mg、メタケイ酸213.7mg、メタホウ酸3.0mg、遊離二酸化炭素25.5mg、成分総計1.070g18人が参考にしています
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八甲田山中にある少々鄙び感の漂う雰囲気の一軒宿になります。今回は立ち寄り湯で楽しませて頂きました。
館内に入ってみますと山小屋風の昔ながらの湯治宿といった印象で、1日日帰り温泉としてのんびり出来そうな印象でもありました。
さて、お風呂ですが露天もあるようですが、この時はまだ冬季休止中で内湯のみの利用となりました。内湯は大小2つありまして、脱衣所からみて手前が小浴槽であつ湯、奥が大浴槽でぬる湯となっており、泉温約45度の源泉がドバドバ投入されています。昨日楽しませていただいた古都部温泉には負けますがオーバーフロー量もかなりの物で見ていて気持ちの良い物でした。
最後にお湯ですが湯使いはストレート掛け流し、湯色は薄い黄緑褐色で香りは金気臭+土類臭・飲んでみますと弱い炭酸味に後から鉄味と特徴もしっかり感じれれましたし、泡付きも見られて凄く良かったです。ただ、施設・設備なんかは昔ながらの温泉施設なので古いタイプが苦手方、施設・設備重視の方にはにはきついかな?と感じました。9人が参考にしています
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八甲田山系郡を挟んで酸ヶ湯のほぼ反対側に位置する、みちのく深沢温泉さん。県道40号線に建っています。車で10分も行けば、冬山事故史上世界でも類を見ない大勢の犠牲者を出した雪中行軍遭難者の像もあり、とんでもない豪雪地帯であることがわかります。当然のことながら、民家などは皆無の一軒宿です。お年寄りのご夫婦と娘さんで切り盛りされています。
外観はトタン系の仕上げがされた建物で決して立派なものではありませんが、山深い地にポツンと建っている姿は「北の国から」に通じるものがあります。秋に訪問した際には冬ごもりの準備で薪が天井まで積まれており、ご主人も作業服にドカジャンを着込んで毛糸の帽子かぶり「五郎」を髣髴とさせる雰囲気を醸しだしていました。
入浴料金350円を支払い早速浴室へ。お風呂のラインナップは男女別の内湯&露天が各一の構成。内湯は4-5人サイズの浴槽が横に二連設置され、やや青味&カーキを帯びた貝汁濁りの湯が掛け流されています。源泉は無色透明で金気臭のする良泉です。入浴すると肌に気泡がつきま、初めはサラスベしますが、気泡を払うとキシキシした肌あたりへとリレー変化しました。体感42-43度の湯は思った以上に浴感の強い湯で、しっかりと温泉に入ったという充実感が味わえる湯でした。
露天は内湯からそのまま移動します。簾で簡単な仕切りがされた湯船で、目隠し付の混浴と言っても良いかもしれません。建物の調度裏側に位置し、裏山の景色が楽しめるようになっています。秋、春と訪問しましたが、雰囲気も良く気に入りました。貸切や空いている時であれば女性も楽しんで頂ける露天だと思います。
帰り際、ご主人に挨拶すると薄暗くなった食堂で女将さんとTVをご覧になっていました。お話を伺うと、国道103号と繋がっているため除雪車が入り、冬場も小一時間で青森市の中心街まで出れるとのこと。そうです、こちらはこのような山奥でも天下の県庁所在地「青森市内」なのです。年中無休で頑張っておられるそうですので、酸ヶ湯や八甲田地区にお越しの際は是非立ち寄って頂きたいです。12人が参考にしています
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