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秋田駅から路線バスで約20分(270円)。
こどもの頃、秋田にいた頃には、旭川温泉という超ローカルな温泉であったような気がするものの、、あまり印象がありませんでした。
最近、秋田温泉さとみという綺麗なホームページをみて、またいつも予約が一杯であったので、さぞかし良い温泉なのであろうと期待していた(看板には“湯元”とまで書いてある)。
今回、秋田に泊まる用事があり、運良く予約もとれたので泊まってみましたところ、、、
標榜はナトリウム、塩化物、炭酸水素塩泉。
お風呂は、すさまじいばかりの循環・塩素湯で、滝のように湧出したお湯が、一見滝のようにけ流しされていましたが、掛け流し先は回収口のようでした。それでも不足なのか、湯底に回収口と湧出口も何カ所もついていて、さらに循環させているようでした。お風呂中にプールの倍くらいの塩素臭と石鹸水のような匂いが充満していました。
露天には、人一人がやっと入れるくらいの大きさのカメ湯がありましたが、掛け流しのされていない澱んだ少量のお湯に、次々と入浴者が入ったり出たりしているのには驚かされました。
入浴感覚は、すごくぬるぬるするお湯で、あまりいい感じはしませんでした。
風呂の匂いのせいか、塩素のせいか、入浴中に持病の花粉症が急激に発症してしまい、鼻水、咳、くしゃみが止まらなくなったので、早々に退出してしまいました。
お部屋、仲居さんの応対、お料理などはとても良かったと思います。ので★一つプラスで★★。
お風呂以外の部分で旅館を考える方には良いかと思います。お湯を第一に考える方には、おすすめしません。
旅館側も、ホームページに温泉源がいかにすばらしいかということを書きまくるよりも、お風呂自体が循環・塩素風呂であることを明記するべきです。11人が参考にしています