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桧枝岐村は、会津駒ヶ岳や平ケ岳、尾瀬の燧ヶ岳などの山々のほど近くにある小さな山里です。
お湯は無色透明、無味無臭です。アルカリ性(pH8.6)でお肌がすべすべしますが、ヌルヌルするほどではありません。循環濾過はしていますが、加水はしていないそうです。しかしお湯が湯船からとうとうと溢れている感じではなく、源泉の温度が65度でありながら加温をしているとこから推測すると、源泉の供給料は多くないのかもしれません。やわらかくて暖まるお湯です。
お風呂は湯船から床から壁まで「古代檜」と呼ばれる地中に長く埋没していた檜でできており、香りや肌触りが快適です。露天風呂がないのが残念です。
食事は山菜や茸、イワナは言うまでもなく、桧枝岐村名物のソバを使ったソバ料理三種や(はっとう、つめっこ、裁ちそば、はて何でしょう?食べたければ行ってみましょう)、これまた桧枝岐村名物のサンショウウオの天ぷら(噛んだ切り口を見ないのがおいしく食べるコツです)など、おいしい郷土料理です。
昭和30年代に造られたという木造和風の建物は、そんなに古いものではありませんが、木の戸板やピカピカに磨き上げられた廊下の床板にぬくもりを感じます。
もちろんアットホームなサービスもすばらしく、トラブルを相談したところ親身になって助けてくださり、無事解決できました。
自然に抱かれてのんびりゆったりしたい人にお勧めです(2005年9月宿泊)。5人が参考にしています