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秋田の南部、秋の宮温泉郷で、ニッポンの湯宿(ぜんにち版)で野口氏らの推薦により東の小結筆頭とされているお宿です。東北新幹線古川から車で鬼首峠を越えて約80分くらい、国道から脇道にはいると、古めかしい庭がありそこにありました。
お湯はラボの分析では単純泉とのことですが、わずかにハッカのような香りがする深緑色の混濁湯で、あたかも硫黄-硫酸塩泉を思わせるお湯でした。お風呂は、露天桶風呂、小内湯のひょうたん風呂、大浴場、露天がありました(男女交代)。また部屋のお風呂も源泉掛け流しとなっていました。
(大浴場)約15-20m四方。豪快に掛け流しされています。やや熱めの深緑の混濁湯で、体が暖まりながらさっぱりとする感覚もあります。ほぼ貸し切り状態で、掛け流し付近で湯縁に寝てみると本当に気持ちが良かったです。
(露天桶風呂)沢に張り出すようなベランダに桶がでていました、かなり熱めで、立ち湯。なぜか足下の方が熱く、びりびりくるようでした。
(部屋の湯)小さな湯船に掛け流しされていて湯の鮮度がよいためかやや緑の透明湯でした。実は部屋のお湯が一番良いように思われました。
単純泉。90℃。(mg/kg) Na 6.7、K 3.1、Mg 1.1、Ca 3.1、Al 0.5、Fe(II) 0.2、Cl 5.0、HSO4 0.2、SO4 258、メタケイ酸 41.7、CO2 20.7。総計 108.2mg/Kg。加水あり、加温なし、塩素なしだと思います。
(食事)この辺りは秋田でももっとも濃い口の地域かと思います。関東以西に方にはかなりきついかと思います。
(お部屋)目張りなど努力されておられるようですが、虫が、、、1人が参考にしています