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まずはクチコミの皆さん、有難うございます。皆さんのクチコミがなければ、僕、とてもこの温泉には出会えなかったでせうから。「まゝねの湯」はいい、最高です。
あの湯河原に、こーんな素敵な極上の共同湯があったとは。
実は11月の8日は体調がいまいちで、本来なら家で一日兎のようにじっとしていようかと思ったのですが、あいにくのあまりの上天気! これは出ずばなるまいと、僕は愛車で伊東を目指し、伊東の旅館「陽気館」のお風呂に立ち寄りました。(ここのお風呂もお勧めなり。ロープウェイでお風呂まで上っていくのがワクワクもんの景観強力お風呂なんですよ)
で、体調わるいにもかかわらず、いつもの癖でこちらでも長湯しすぎていささか湯あたり気味になったので、このまままっすぐ帰ろうとふらふら帰路運転に入ったのですが、あまりに見事な秋晴れと富士山の美しさに見惚れてしまい、ついふらふらと湯河原方面にハンドルを切ってしまいました。
微熱状態のふやふや頭で町をさすらっていると、オヤ、これはクチコミで見たことのあるネーミングじゃないか、とぱっと思いだしたのが、電柱の「まゝねの湯」の案内でした。さっそくいってみます。細ーい道を左に、左に・・・すると超ひなびた共同湯が見えてきました。
シンプルな着替所には名棚があるきり。ロッカーはおろか番台のおばちゃんさえおりません。番台のうえに空箱があって、「立ち寄りの方はこちらに200円お入れください」とある。いーんかい、こんなんで! と突っこみたくなったけど、200円入れて、サッシの戸をガラリとやると、
「こんにちわー」と地元の常連お年寄り連に次々と挨拶されちゃって、「あ。こんにちわ」といささか慌て気味で返します。
先客は14:00で7人ほど。みんな思い思いの姿勢でくつろいでる。
掛け湯して入ると、なるほど、熱い。でも、とってもいい湯です。う~む、極楽(^h^;> 弱り気味の身体の芯まで染み渡る感じ。これだけいいお湯だと、以前箱根の「姫の湯」さんでやっておなじお客の職人さんに叱られた、お湯の鼻腔吸いをやりたくなって、やっちゃいました。うーん、良い。いいお湯だと、不思議とこれ、痛くないんですよ。
「まゝねの湯」、超よかったです。お湯も風情もどっちとも。
あ。こちらお湯を販売してもいます。僕は150円でペットボトルいっぱい汲んでもらいました。
あと、こちら駐車場がいささか分かりにくいとこにあるので、初めての方は、いちど徒歩で調べてからクルマでやってくるのが無難かと思います。10人が参考にしています